【あく統一】メガアブソル入りサイクルパ【シングル66】
【まえがき】
はじめての方ははじめまして。にゅーろんです。
始めの記事は以前つくったあくタイプ統一のシングル66の記事にしました。
かなり長い時間かけて考えた構築で、思った以上に強かったので記念に。
一応63でも使ってみてそこそこ勝てたのも嬉しかったです。
【注意】
この構築を使ったのはSMの時期であり、
USUM環境だとかなりキツいです。
特にミミッキュのZがフェアリーZだから耐えられたのも多くあるので。。。
(それ以上にジャラZが無理だったり)
そこはご了承のうえ先を読んでくださると幸いです。
【構築】
まずメンツはこのようになっています。
なんとなく不遇と言われがちなメガアブソル の役割を持たせてみようと思ったのがきっかけです。
ではさっそく個体解説を、どうぞ。
【特性】プレッシャー→マジックミラー
【性格】むじゃき
【持ち物】対応メガストーン
【実数値】157(132)-171(4)-82(12)-151(124)-72(0)-181(236)
【技構成】冷凍ビーム/不意打ち/大文字/鬼火
S...最速メガルカリオ+1
耐久...陽気霊ランド地震高乱数耐え
火力...大文字でH振りナットレイ確1、不意打ちで無振りメガゲン超高乱数1発
こいつの不意打ちがメガクチートよりも火力が低いことを知り、
ただでさえあく統一で最も警戒される不意打ちに固執する必要はないと考え純粋な物理型を断念。
そこで優秀な特性である「マジックミラー」を活かし、メジャーな先発を狩りつつあわよくばサイクルに組み込ませることを目指した。
その結果HSベースのやや特殊寄りの調整に。
よくいるカバ展開や先発ランド、そしてなぜか多かった先発納豆に強く、
特に先発納豆はHA振りならジャイロで落ちるがその前に焼け、HD振りなら耐えられるが向こうのジャイロも耐えるといういい調整具合となった。
D下降は痛いが、やはりメガゲンを不意打ちで縛れているのは強みと判断した。
また数少ないメガルカリオを倒せる手段でもあり、真空波さえ撃たれなければ上から倒せた。
なによりほとんど大文字を外さなかったのがえらすぎた。
鬼火も意外と読まれず、1体処理してから火力がないと踏んで積みに来たり交代してくる相手にかなり刺さった。(大文字の分こっちはよく外れたが。。。)
こいつで1体分のアドを取って6対5(3対2)の数的有利でサイクルを回して勝つことが多かったほどのパーティーの肝にまでなってくれた。
【特性】すなおこし
【性格】いじっぱり
【持ち物】食べ残し
【実数値】207(252)-183(100)-130(0)-×-140(158)-81(0)
耐久...Dがメガシンカと同等。HSメガゲン気合玉耐え
硬い。
削りと特殊受けを同時にこなしてくれるヤベー奴。
いるだけで強く、メガ枠はこいつと思われてたこともしばしばでメガアブソルを通すことのできた影の立役者。
D補正と迷ったがある程度負担をかけられないと勝てないと考えAに補正。
いるだけで強かったせいでいるだけで使わなかったことも何度か。
66での活躍はイマイチだったが、63では一転してメガアブソルと組み合わせて大活躍だった。
もう少し調整を考えてもよかっただろうか。
【特性】てきおうりょく
【性格】いじっぱり
【持ち物】こだわりハチマキ
【実数値】145(52)-182(204)-129(188)-×-76(4)-83(60)
【技構成】アクアジェット/クラブハンマー/噛み砕く/叩き落とす
耐久...特化メガバシャフレドラ確3
バシャ絶対○すマン。
ハチマキマリルリ同様アクジェで確1。
もともと受け思考で組んだパーティーで余り枠だったところを、あく統一にとってキツすぎるバシャを処理する担当で入れたが、予想以上の火力で終盤の掃除だけでなく相手の中速以下の硬いポケモンへの圧力がすごかった。
威嚇さえなければH振りメガクチをクラブハンマーで1発で持っていけるほど。
Bも悪くなく、物理重視の相手にはコイツだけで半壊させることも何度かあった。
汎用性を重視してBに厚く振ったが、このパーティーだったらもっとSに振ってもよかったかもしれない。
【特性】ふゆう
【性格】ひかえめ
【持ち物】アクZ
【実数値】167(0)-×-110(0)-194(252)-111(4)-150(252)
【技構成】悪の波動/大地の力/流星群/火炎放射
このパーティーの数少ない陽キャ要因。
CSぶっぱだが耐性の多さと600族は伊達じゃなく、何度も受け出しして後続に負担をかけてサイクル勝ちに貢献してくれた。
本当は使い方の関係上眼鏡の方がいいが、ミミを確1にできるのと単純にZが余るのはもったいないのでアクZに。
あくまで負担をかけにいく担当なので控えめで運用したが、
最速ミミには抜かれるのでよりミミを意識するなら臆病か。
【特性】ぼうじん
【性格】ずぶとい
【持ち物】ゴツゴツメット
【実数値】215(236)-×-166(204)-×-115(0)-109(68)
【技構成】まもる/挑発/イカサマ/羽休め
H...8n-1
S...4振りクレセ抜き抜き
B...残り
あくタイプという如何にも陽キャしなきゃ勝てなそうなタイプ統一で陰キャを可能にした最強のあくタイプ。
多くの格闘物理を受け続けてくれた。
フェアリー環境がつらいが不一致弱点程度なら大抵受け切れているので、
今後も普通のパーティーで使っていきたい程。
削りの面でもイカサマをタイプ一致で撃てるのがとても優秀だった。
本当はまもるではなく毒々を採用するところだが、バシャの膝がどうやっても確2で後出し処理が間に合わないため、
バンギ守る→交代→バルジ守るで強引に膝を割って突破するためだけにまもるを採用。
ややピンポすぎる感は否めないがこの動きが全く読まれなく、毒を撃つ余裕がなかったことも含めて非常によく刺さった。
またSに少し多く割いたため上から挑発を撃てたのもGOODだった。
【特性】どくしゅ
【性格】いじっぱり
【持ち物】とつげきチョッキ
【実数値】197(132)-172(252)-96(4)-×-132(92)-74(28)
【技構成】クリアスモッグ/かげうち/どくづき/叩き落とす
耐久...テテフ眼鏡ムンフォ確3
対カプ系担当。
あく統一なのにエスパー筆頭のスカーフテテフが重いという謎の現象があるためテテフを重くみた調整。
Aに厚く振った理由はどうせカプ系は逃げるので叩きを一貫して撃ちやすくするため。
このおかげでもしテテフが強気に居座っても叩き2回で落とせるため安定して撃てる。
またダスシュで命中不安に賭けなくてもいいので精神衛生上もいい。
ミミ対面は確実に舞ってフェアリーZで落とそうとしてくるため、クリアスモッグを入れることで皮を剥ぎつつ受けやすくできた。
前述のアブソルを起点にしてくることが多かったので、鬼火を入れて繋いで強引に舞うのもクリアスモッグで許さない流れがとても多かった。
【苦手な相手】
特殊メガルカ
→無理。相手がアブソル対面で真空波を撃たないことを祈るゲーム。
いうて気合玉は外れる。
→1体は確実に捧げなければならない。
大事に使われると勝てないので雑に使ってくれることを祈るゲーム。
→これだけ搦め手を用意してやっと同じ土俵に立てる。
作戦通りにいけば勝てるが一度でも読みを外すと途端にパーティーが崩壊する。
→こちらからの決定的な有効打がないため2体がかりで倒す必要があった。
→下から格闘技を撃たれるとさすがのバルジも受からず、マッパがあるとシザリガーでも上から高火力技を撃てないので苦戦を強いられた。
→実はサザンドラぐらいしかガルドに有効打がないのであく統一なのにコイツがつらかった。
63だとさすがにメンツを見て選出されにくかったのが幸いか。
【最後に】
本当はあく統一なんて環境的にキツいキツいって言うために作ったのですが、
想像よりずっと回しやすくて驚かされました。
とあるイベント用に作ったパーティーでしたが、なんだかんだ他の日に66で対戦できた機会も多く、63でこのまま使っても不自由がなかったので個人的に満足のいく構築ができたのかなと考えています。
あと66自体の楽しさも知ることができたのでまたいつか66をちゃんとやってみたいなとも思えました。
夢ガオガエンが解禁されたので現環境用に作り直してみたいとも思いましたが、ジャラZがあるのでたぶん続きはないです。笑
初めての構築記事とのことで張り切って長文になってしまいました。
次からはもう少し短く簡潔にしたいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
いいな待ってます。